或る阿呆鳥に呟く。

~映画、子育て、雑記、何でもありの備忘録〜

【映画】日本映画は死んだのか?~最近の傾向と個人的意見~

ここ数日、日本映画に対する様々な意見が取り上げられているようなので、私もそれについて持論を展開してみようと思います。

 

私は「昔の日本映画は良かったよね」と声を大きくして言うつもりはありません。そもそも、昔の~は良かった、という言葉があまり好きではないのです。何故なら、その時代に合ったものが存在するからです。

 

原作が良いのに何故こうなる日本映画

人気小説を人気映画にするのは難しい

以前、私はこんな記事を書きました。

www.sakonet.jp

 

小説は文字だけの世界です。小説が持つ情報量は、映像(今回の場合は映画)には遠く及びませんが、その分、読者自身が登場人物を都合よく作り上げることが出来るので、下手に映像化しちゃうと失敗するかもね、っていう内容でした。

 

最近の日本映画の特徴としては「原作が売れたので、今現在の人気俳優を起用して映画化しました」という作品が非常に多いです。

この制作方法が絶対ダメだとか言うつもりはありませんが、結局、ほとんどの作品は原作を超えることが出来ないのです。

 

たまに、豪華キャストで贈る~!!とかの宣伝文句がありますが、それが面白いことには繋がりません。お客さんはある程度呼べると思いますが、そういったものが、後々日本を代表する映画になることはあまりありません。

 

こう考えると、キャストはお客さんを呼ぶ手段になりますが、それ単品だけでは作品が面白くなる要素ではありません。

そういったところから、良い作品を作るうえで監督や脚本家、音楽家等の手腕も見逃せない要素になりますが、どうも日本映画はキャスト先行になってしまっているようです。

極端な言い方をすると、キャストでお金を使い過ぎて、その他の映像や音楽等を軽く扱ってしまう傾向にあります。

 

まぁ、少し偉そうな書き方をしてしまいましたが、こういった結論に至りました。

 

 

日本はアクション映画を作るのが苦手

私がアクション映画が大好きです。

 

アクション映画は日本が最も苦手とするジャンルです。先日公開された「進撃の巨人」については、あまり芳しくない評価が目立ちます。また、4月29日(金)公開予定の「テラフォーマーズ」についても、まだ公開前にもかかわらず、酷評が多いこと!

 

私は「進撃の巨人」も「テラフォーマーズ」も原作(漫画)を持っています。そして、両方ともかなりハマりました。どちらも未知の強敵が出てきて、いかにその強敵相手に生き延びるのか、発想が面白いんですよね。

 

そして、「進撃の巨人」については、アニメ(映像)も観ています。実は、アニメの方が漫画よりも先に観ていたのですが、これが素晴らしい出来でした。

とにかく、巨人がこれでもかというぐらい気持ち悪く、そして恐ろしく描かれており、画面から目が離せません。

また、映像技術も素晴らしく、目まぐるしく変化する視点に大興奮しました。

 

 

なのに何故、映画化(実写化)すると駄目になるのか?

 

特に、日本人の女性が活躍するようなアクション映画は外れが多いです!なんというか、付け焼き刃のため、アクションが出来ていないんですよね。

 

少し話はずれますが、私は弓道経験者です。例えば映画中に弓を射るシーンがあった場合、100%間違った引き方をしています!!こういった場面が1つでもあると、私のような人間は急に映画の世界から現実に引き戻されるのです。

ちなみに、かの有名なテレビドラマ「暴れん坊将軍」のオープニングシーンで松平健が弓を射るシーンがありますが、あれも駄目ですね。(笑)

 

ここまで来ちゃうと、日本人はアクション映画は撮らなくてもいいんじゃないか?と考えるのは私だけではないはずです。

 

日本映画のすゝめ

最後に私の好きな日本映画を2つだけご紹介します。やはり、アクション映画は選出できませんでした。この2つは、普段「日本映画なんて!」と思っている方も是非ご鑑賞下さい。きっと、日本映画を見直す機会になると思いますよ。

 

告白

唯一、映像化に成功した作品です。ぶっとんでますわ、これは。

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CURE(キュア)

黒沢清監督です。日本ホラーの中で最も恐怖を味わえます。ラストシーンは必見です。

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お読み頂きありがとうございました。