久しぶりにヤバイ情報が飛び込んできました。なんと、あの伝説のアニメ「攻殻機動隊」がハリウッドにより実写化されるとのことです。(2017年3月全米公開予定)
今のところ、主要人物4人のキャスティングが決定しているようですが、既にコレジャナイ感が半端ありません。ヤバイですよ、これは。
皆さんは「攻殻機動隊」をご存知ですか?
攻殻機動隊について
攻殻機動隊とは
近未来に高度化したサイバー犯罪に立ち向かうためにつくられた特殊部隊の戦いを描くSF作品です。(原作:士郎正宗)
詳細はネットで検索して頂ければと思いますが、キーとなるのは「サイバー犯罪を相手にしている」ところです。とにかく世界観が独特で馴染むまで暫く時間が掛かりますが、あまりにコアなストーリーなので好きな人はどっぷりとハマってしまう中毒性の強い作品です。勿論、私もその一人です。
実写化について
ストーリー
第3次、第4次大戦を経た21世紀の日本で、サイボーグや電脳が普及した社会の中、多岐に渡る犯罪を防ぐために活躍する内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)に所属する草薙素子と謎のハッカーを巡る物語。
今のところ、このように公表されています。
何故実写化を反対するのか?
それは、攻殻機動隊の独特の世界観にあります。通常のアニメとは違い、攻殻機動隊の核となるのは「情報戦」であるという事。
確かに、作中には銃撃戦やカーチェイスもあります。
しかし、このアニメではそういった普通の人が好むような分かりやすい表現より、マニアックかつ難解な情報戦に重きを置いているのです。多くのファンは、その辺りを映画の製作者がはき違えて「単なるアクション映画」にならないかを心配しているのです。
こういった理由から、海外であろうと日本であろうと「作るのが不可能なアニメの1つ」に挙げられているのです。お金を掛ければ作れる映画ではないという事です。
キャスティング
平成28年4月19日現在に確定しているキャストをご紹介します。
草薙素子:スカーレット・ヨハンソン
バトー:ピルー・アスベック
クゼ:マイケル・ピット
荒巻大輔:ビートたけし
既に、この4人のキャスティングだけで「コレジャナイ感」が半端ないですね。何故、主人公の「草薙素子」が日本人ではないのか。この点については海外でも炎上しているようです。どうやら海外の攻殻機動隊ファンも違和感を感じざるを得ないようです。
また、荒巻大輔役のビートたけし。ビートたけしはこれまでに多くの映画に出演していますが、正直それほど演技が巧いとは思いません。寧ろビートたけしの雰囲気に合わせた配役が用意され、それを素のまま演じていたように思えます。
今回の荒巻大輔は今までビートたけしが演じたことのないような「熱い男」なのです。ついでに言うと、荒巻大輔は見た目もかなりインパクトのあるキャラクタなので、そこらへんもバカ正直に似せようとしてしまうと、それこそやばい感じになります。
荒巻大輔
実写化に求めるところ
下手に原作に似せないで欲しいですね。例えば髪形とか。早速ハリウッド版の草薙素子の画像が出てきました。
やっぱり、コレジャナイですね。
あぁ、不安だ。
その他
ちなみにハリウッド作品の中にも攻殻機動隊の影響を大きく受けた作品があります。
「マトリックス」です。
マトリックスを制作したウォシャウスキー兄弟(今は姉妹になったそうです…)も攻殻機動隊からインスピレーションを受けたそうです。私はマトリックスシリーズが大好きなのですが、やはり世界観は攻殻機動隊を連想させるものになっていますね。
マトリックスの当時最先端のVFX技術を使ったアクションシーンは、今もなお多くの映画ファンから支持されています。
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それでは、楽しみにハリウッド版「攻殻機動隊」を待ちましょう!(皮肉)
では、この辺で。