或る阿呆鳥に呟く。

~映画、子育て、雑記、何でもありの備忘録〜

【雑記】乳がんは比較的治しやすい、とだけ表現するのは良くない ~早期発見の大切さ~

先日、市川海老蔵氏の奥様である小林麻央さんが進行性の乳がんであるとのニュースが報道され、同日に海老蔵氏が記者会見を行った。

私は記者会見の様子をほぼリアルタイムで観ていたのだが、海老蔵氏の奥様と子供への気遣いに感銘を受けた。

乳がんは本人そして周りの人間にもショックが大きい病気の一つである。現実を受け止め記者の質問に真摯に答える海老蔵氏の姿には夫そして親として心の強さを感じた。

 

www.nikkansports.com

 

海老蔵氏は歌舞伎界の超エリート、スーパースターとして生を受けながらも、数年前には酒の席での喧嘩騒動で世間を騒がしたり、品行が良くないとバッシングを受けたこともあった。

しかし、彼の記者会見は毎回納得のいくものであった。それは舛〇東京都知事とは違い、自分の言葉で思いを伝えているからである。自分の置かれている立場と自分のしてしまった過ちに正面から向き合う事が世間への償い、そして次のステップに繋がり、彼を大きく成長させたように思う。

 

少し話はズレてしまった。

 

乳がんは恐ろしい病気だ。しかし、どうもその恐ろしさが世間(特に若い男女)には伝わっていないように思う。それは女性特有の病気であるという事、そして繰り返し「比較的治しやすい」「比較的性質が良い」「比較的治療法がある」と表現される事であろう。

そう「比較的〇〇」と言えるのは「早期発見」の場合である。その事をしっかりと伝える必要がある。何故か早期発見の部分が抜け落ち、治しやすいという部分だけが先行してしまっている。情報を発信する側は必ず大切な条件を前面に出す必要があるのではないか。

 

今年の4月、私の妻は乳がんの検診に行った。いや、なかなか行かなかったので半ば無理やり行かせた。乳がんの検診は5年ほど前に行って以来である。

そう、こんなペースで行っていては早期発見なんて夢の話である。しかし、これは私の家庭に限った話ではないはずだ。30代の女性で「毎年」乳がん検診を受けている人はどれぐらいいるのだろうか。発症率は低いとはいえ若い女性の方が定期検診を受ける必要があるのかもしれない。

 

実は私は母親を乳がんで亡くしている。母の場合は過去1度乳がんを患い、その数年後に再発をしたのである。しかも、初めにがんを発症して以降1年以内に何度もがんの検診を受けていたのにもかかわらずである。勿論、検診では再発を防止することは出来ない。しかし、早期発見が出来れば生存率は高くなる。

そう、乳がんは「再発」の可能性が高く「転移」しやすい。この辺りが特に厄介な病気(がん)と言える。

 

芸能人に限らず乳がんの闘病をしている人は多い。私は母親の一件があってから乳がんを患っている人を他人と思えないのである。

しかし、私が出来ることはこの様にブログで乳がん検診の啓発活動をすることぐらいなのかもしれない。

 

一度、皆さんの市町村の乳がん検診のサービスを検索してもらいたい。

例えば我が町・箕面市では40歳以上の女性で、偶数年齢のかたを対象に年1回(4月から翌年3月までの間に1回)無料で乳がん検診を実施している。

そういった市町村が提供するサービスを利用することで検診料を抑え早期発見が可能となる。

 

がんの克服には忍耐がいる。しかも、それは早期発見があってこそである。乳がんは女性特有の病気であるが、それの検診を進めることは男性にもできる。

今一度、乳がん検診の大切さを訴えてみよう。

 

最後に小林麻央さんの一日も早い回復をお祈り申し上げます。

 

byアホウドリ