或る阿呆鳥に呟く。

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【雑記】小林麻央さんのブログが核心に迫っていた件

先日、歌舞伎俳優の市川海老蔵氏が自身のブログで「青天の霹靂」(重大発表)と表現した妻・小林麻央さんのブログ開設について、当時、私は大そうな表現をしたものだと思っていた。

私は現在の病状などを報告する記者会見を開くものだと勝手に思い込んでいた為、まさかブログ開設の告知だった事に驚き、肩透かしを食らった気分になってしまったのだ。

しかし、いざ開設された小林真央さんのブログを拝見すると、そこには彼女の乳がんに対する思いが「彼女の言葉」で綴られていた。それは、乳がんという病気への想いに留まらず、癌と診断された経緯、現在の進行具合、そして家族や支えてくれる方への感謝の気持ちにまで及んでいたのだ。明るく爽やかな闘病日記とは違う現実(闘病生活)が綴られていた。暫く読み進めると医者の言葉を信じてしまった後悔の念が垣間見えた。これを読んでいると如何に「セカンドオピニオン」が大切か分かる。

 

小林麻央オフィシャルブログ「KOKORO.」Powered by Ameba

 

正直、癌などの命に関わる病気を完全に受け入れ、それを周囲に公開する事は容易ではない。先日、私は「死の宣告を受けました」という記事で未破裂脳動脈瘤の発見を公開したのだが、私の場合は名前も顔も晒さずにただ病状について書いただけだ。小林麻央さんのように名前も顔も出た状態で自身の病気の事を伝える事は並大抵の事ではない。本当に女性は強いと思う。

彼女のブログからは「自分の言葉で伝えたい」と言う真摯な気持ちが伝わって来た。きっと本当の意味で病気を受け入れたんだなと思う。

「自分の病気を受け入れろ」と文章にする事は難しくない。しかし、いざ自分が本当にそれに直面してしまうと何も出来ないだろう。これは実際に死に直面した人でなければ分からない感情かもしれない。

 

彼女のブログからはやはり具合が良くないことが伺える。自身の写真を掲載されているのだが、大分辛そうだ。まだ、彼女は34歳、自分よりも年下の人が大病に立ち向かうべく闘病生活をしている事が信じられない。しかし、私だってまだ36歳なのに脳動脈瘤が出来てしまった事も他人からすると信じられないだろう。

病気は本人すら知らぬ間に忍び寄る。誰しもが定期的な健康診断は受けるべきだ、そして場合によってはセカンドオピニオンも考えて欲しい。

 

今は真央さんの病状が良くなる事を願うばかりだ。

 

私の「死の宣告を受けました」はコチラからドウゾ

www.sakonet.jp

 

byアホウドリ