或る阿呆鳥に呟く。

~ジュニアテニス、映画、雑記、何でもありの備忘録〜

【映画】良い映画には、良い宿敵がいるってこと!~アクション映画編~

良い映画の条件ってなんでしょうか?ストーリー?キャラクタ?CG?音楽?総合的なもの?色々ありますよね。

 

そこで、私は1つの答えに辿り着きました。それは、「良い映画には、良い宿敵がいる!」という事です。

 

*宿敵:ここでは、好敵手やライバルに近い意味で使っています。

 

今回は魅力的な宿敵が登場するアクション映画をピックアップしてみました。

 

本来であれば、ジャンルには拘らず選出したかったのですが、意外と良い映画が多くて、分けて紹介することにしました。

 

それでは、早速行きましょう。(順不同です)

 

ザ・ロック

宿敵:フランシス・X・ハメル准将(エド・ハリス)

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エド・ハリス演じる「ハメル准将」は、かつてアメリカ海兵隊員の英雄でした。しかし、秘密作戦の際、部下を見殺しにされたことでアメリカ政府を恨み、謀反を起こします。

彼は、VXガス(生物兵器)を盾にして、死んだ部下たちの遺族へ渡す「補償金」を要求するのです!

とても正義感が強く、鋭い眼光には意思の固さを感じました。この役はエド・ハリスしか考えられませんね。お見事。

 

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映画一言レビュー:

アクション映画好きには外せない名作です。20年程前に制作された映画ですが、骨太なシナリオとCGを使わないダイナミックなアクションシーンは、何度観ても興奮してしまいます!

また、派手なアクションシーンだけではなく、VXガス(生物兵器)をめぐる駆け引きは、とても緊張感があり、非常にスリリングな映画に仕上がっています。

 

 

フェイス/オフ

宿敵:キャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)

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ニコラス・ケイジ演じるキャスター・トロイは、かつてFBI捜査官ショーン・アーチャー(ジョン・トラボルタ)の6歳になる息子を殺害した凶悪犯です。

彼は「細菌爆弾」を使って、ロサンゼルスを死の世界に変えようとしているテロリストで、誰に対しても冷酷卑劣ですが、唯一、弟に対しては優しい兄という一面もあります。

この映画では、堅物のアーチャーに対して、キャスターは陽気で、何をしでかすか分からない「危なさ」を持った人物として描かれています。

 

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映画一言レビュー:

ニコラス・ケイジは、「ザ・ロック」でFBI科学研究員を演じましたが、今回は「極悪犯」の役です。しかし、これが意外とハマっており、カッコ良い!

ジョン・ウー監督らしいスローモーションを多用したアクションシーンは大興奮間違いなしです。それにしても、ジョン・ウー監督のアクション映画は弾があたりませんね!

  

 

ダークナイト

宿敵:ジョーカー(ヒース・レジャー)

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バットマンの永遠の宿敵といえばジョーカー(ヒース・レジャー)です。アメコミには、特殊能力を持つ怪人が多く登場しますが、ジョーカーはそういった特殊な能力を持ち合わせていません。

しかし、ジョーカーは人間の「弱み」を利用して、精神的に攻めてくるのです。見た目もインパクトがあり、やはり宿敵としては絶対に外せない存在でした。 

 

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映画一言レビュー:

「ダークナイト」は、映画館で観ましたが、あまりに面白かったのでブルーレイも予約をして買ってしまいました!

冒頭の銀行を襲うシーンから、エンドロールまで瞬き禁止です!とにかく完成度が高い作品でした。

 

 

ターミネーター2

宿敵:T-1000(ロバート・パトリック)

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ロバート・パトリック演じるT-1000は、サラ・コナーを暗殺するために未来から送り込まれたターミネータです。

シュワルツェネッガー演じる「T-800」の後継となるターミネータであるため、非常に高性能です。体は液体金属でできており、通常の攻撃は一切効きません!銃弾を受けながらも、表情を一切変えることなく、サラ・コナーを執拗に追いかけてくる姿が脳裏から離れません。

 

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映画一言レビュー:

私が最も好きな映画です。後にも先にも「ターミネーター2」を超える作品は観たことがありません。

アクション映画でありながら、ターミネーター(T-800)と主人公のジョン・コナーが、徐々に心を通わせていくヒューマンドラマが素晴らしい。何度観てもラストシーンは必ず泣いてしまう作品です。

 

 

マトリックス

 宿敵:エージェント・スミス(ヒューゴ・ウィービング)

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ヒューゴ・ウィービング演じるエージェント・スミスは、「仮想現実」に存在するプログラムでしたが、コンピュータの世界から、徐々に人間の世界に浸出してきます!

彼は、シリーズの度に「強く」なり、観客に「勝てない絶望感」を与えてくれる宿敵でした。

 

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映画一言レビュー:

私は「攻殻機動隊」の大ファンでしたので、この作品の世界観には、どっぷりとはまってしまいました。

当時、最高峰のCGを使ったアクションシーンもかっこいいです。マトリックスシリーズは全3部作ですが、どの作品も非常にクールな印象です。

 

 

レオン

宿敵:ノーマン・スタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)

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ゲイリー・オールドマン演じるノーマン・スタンフィールドは、麻薬取締局の刑事でありながら、麻薬密売組織を牛耳る冷酷非情かつ残忍な男です。趣味はクラシック音楽という一面もあります。

スタンフィールド自身も麻薬を吸っており、ときたまキレた行動をするものの、刑事としては非常に優秀であるため、徐々にレオンとマチルダを追い詰めていく姿が恐ろしいです。

 

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映画一言レビュー:

私が映画好きになるきっかけとなった作品です。レオンとマチルダが徐々に心を通わせていくのと同時に、スタンフィールドの影が迫ってくる緊迫感が堪らないです。もう少しレオンとマチルダに時間があれば!、と思える映画でした。

 

 

ウルヴァリン: X-MEN ZERO

宿敵:ウェイド・ウィルソン / ウェポンXI / デッドプール(ライアン・レイノルズ)

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少し宿敵とは違う気がしますが、個人的に好きな人物だったのでご紹介します。ライアン・レイノルズ演じるウェイド・ウィルソンは、日本刀のような形状の刀を使って戦う超人的な強さを持つ人物です。

とにかくおしゃべりが大好きで、緊張感が全くない性格ですが、後にミュータント能力の移植手術を受け、最強クラスのミュータントとなります。ついでに、おしゃべりもしなくなくなります。カッコ良い!

 

ウルヴァリン:X-MEN ZERO [Blu-ray]

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映画一言レビュー:

アメコミの中でも大人気の「X-MEN」シリーズのスピンオフ作品ですが、本家を上回る完成度です。様々なミュータントが登場し、息もつかせぬテンポでストーリーが展開していきます。勿論、アクションシーン満載です!

 

 

まとめ

宿敵といっても様々なタイプがいます。肉体的に強いものから、精神的に強いもの、また変化球的な強さを持つものなど。

 

やはり、良い映画には、良い宿敵がいますね。

 

今回ご紹介したのは、極一部のアクション映画だけでしたので、また機会がありましたら、他のジャンルの宿敵もご紹介したいと思います。

 

では、この辺で。