フロアモッピングロボット「フラーバ371j」が我が家にやってきた。以前、ロボット掃除機「ルンバ870」を購入して以来、自動で掃除をしてくれるロボット掃除機の素晴らしさに大い感動し毎日部屋の掃除をするようになったのだ。しかし、床からゴミが消えるにつれて、逆に床の「汚れ」が気になってきた。
今回、その汚れを消し去るべくフロアモッピングロボット(フローリングの拭き掃除をしてくれるロボット)のフラーバを導入した次第である。
なお、今回の記事はあくまで「フラーバ371j」をもとに書いており、その他の機種とは比較出来ないので参考までに読んで頂きたい。ヨロシク。
左フラーバ371j・右ルンバ870(ルンバに比べると少し女性的な感じがして可愛いだろ。)
以前投稿した「俺、ルンバ。ヨロシク!」はコチラから。
よくルンバとフラーバの清掃性能を比較するような記事を目にする。この2つは「部屋をキレイにする」という目的こそ同じだが、まったく別の手法により掃除をするので正確に比べる事は出来ないだろう。
ルンバとフラーバは男性と女性のように思える。互いに欠けている所を巧く補い合い、より良い方向に進んでいく。私の記事のタイトルも力強い男性(ルンバ)と気の利く女性(フラーバ)を意識して付けている。これ以降はルンバをルンバ君、フラーバをフラーバさんと呼ぶことにした。
所感
特徴
分かりやすく表現するのなら「ルンバ君は掃除機、フラーバさんはクイックルワイパー」である。部屋のゴミを収集するのは掃除機の仕事だが、掃除機をかけただけでは床の細かいホコリや汚れは落ちない。そんなとき、フラーバさんの出番がやって来る。ルンバ君では取り切れないホコリやこびりついた汚れをキレイに落としていくのだ。こういった機械同士のコンビネーションがとても素晴らしい。だから一概にもルンバ君さえばあれば良い、フラーバさんさえあれば良いというものでは無い。
清掃効果
フラーバさんには大きく2つの清掃方法がある。
1つ目はフローリングに薄く積もったゴミやホコリをキレイにするドライモード。これは人間がクイックルワイパーなどで乾拭きをする場合と同じ効果がある。掃除機では取り切れないゴミやホコリ、髪の毛などを専用ドライクロスもしくは別売りのクイックルワイパードライシートでかき集めるのだ。手軽に掃除をする事が出来る。このモードの弱点は「こびりついた汚れ」には無力というところだろう。
そして2つ目はこびりついた汚れをキレイに落とすウェットモード。先ほどのドライモード(乾拭き)では取り切れない頑固な汚れを専用クロスもしくはクイックルワイパーウェットシートで取り除く。専用クロスを利用する場合は一手間が必要だ。このモードは掃除の仕上げに向いている。
ウェットモードについて追記しておこう。専用クロスを利用する事で乾拭きだけでは取り切れない汚れまでもしっかりと落とす事が出来る。フラーバさんは小さくて軽い。しかし、思っていた以上に頑固な汚れも落としてくれた。そして、専用クロスの代わりにクイックルワイパーウェットシートを利用すると専用クロス利用時に比べると汚れは取れないのだが、清掃後、部屋を良い香りで包んでくれる。本気でキレイにしたい時は専用クロスとクイックルワイパーウェットシートを併用すると良いだろう。
ちなみにフラーバさんと人間の拭く力を比較をしてはいけない。フラーバさんはあくまで「それなりにキレイになる」だけだ。ただ、人間とは違い掃除をお願いしても嫌味の一言も発せず、もくもくと頑張ってくれる姿が可愛い。
知能
ノーススターキューブ(付属品:赤外線信号でフラーバさんを誘導する機械)を利用する事で効率的な清掃を実現する。ただ、数回利用した感じではあまり上手く誘導出来ていないように思う。
基本的には何かにぶつかると方向を修正して清掃、これを繰り返すだけだ。しかし、ルンバ君とは違い、ぶつかり方が女性的である。ルンバ君の場合はぶつかっても何度も激しいアタックを繰り返すのだが、フラーバさんは当たると一旦止まって考えるのだ。女性ならではの気遣い。
騒音・走破性
静かである。それもそのはずフラーバさんは吸引型の掃除機ではないからだ。どれぐらい静かかというと、一応映画好きを豪語している私が映画を鑑賞していても全く気にならない程度だ。
走破性。フラーバさんはフローリングの掃除に特化したロボットなので基本的に段差を乗り越える事はない。むしろ段差を乗り越える必要はないと思う。つーか、ルンバ君のように強引に乗り越えちゃいけないでしょう。
セッティング・手入れ
使用前のセッティングは簡単だ。クリーニングパッドと呼ばれる部品に専用クロスやクイックルワイパーを挟みこみ、本体に取り付けるだけだ。本体への取り付けはマグネット式になっているため、はまらなくてイライラする事はなかった。
清掃後の手入れ。専用クロスを利用した場合は、清掃の都度クロスをキレイに洗う必要があるが、クイックルワイパーを利用した場合、そのままゴミ箱にポイ出来る。
ただ、個人的には専用クロスを利用した方がしっかりとフローリングをキレイに出来るので少々手間ではあるがコチラをお勧めする。
まとめ
最後に私のフラーバさんとルンバ君の利用方法をご紹介しよう。まずは出かける直前に音の大きいルンバを起動しておく。そして帰宅後、音の静かなフラーバさんに専用クロスを装着して起動する。更にフラーバさんにクイックルワイパーのウェットシートを付け替えて起動し爽やかな香りを部屋に付けて終了。これで妻子共に感動する事間違いなしだ!じゃ。
PS.ちなみにフラーバさんはルンバ君とは違い自分で充電するような娘ではない。やれやれ、とんだお嬢様だぜ。
byアホウドリ
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