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【雑記】絶景は無料(タダ)では手に入らない〜琵琶湖テラス〜

ストレスのない世界で生きたい。身も心も大人になってしまった私は日々安住の地を求めていた。しかし、それは何と日本の中心にほど近い場所にあったのだ。

その場所の名は琵琶湖テラス

今回は大いなる自然を堪能できる安らぎの場所を紹介しよう。絶景を金で買う、これこそ私が憧れていた大人の姿だったのかも知れない。大嘘。

それではいってみよう。

 

概要(琵琶湖テラスって何?)

琵琶湖テラスは2016年夏にオープンしたばかりの「びわ湖バレイ」 の山頂にあるテラスの事だ。琵琶湖を一望できる絶景スポットとして各種メディアで紹介されている。

www.biwako-valley.com

 

スポット

まさに絶景であった。これは公式ホームページに掲載されている写真からもお分かり頂けるだろう。しかし、決してホームページやそこの写真だけでは伝えきれないものがある。それは現地でしか感じることの出来ない空気や風、雰囲気などの天然素材だろう。こういったものは金銭さえ払えば必ず得られるものではなく、その日の天候状態などの不確定要因によって左右される。つまり、その瞬間にしか存在しない。だからこそ現地に行く価値があるのだと思う。

私は夏の暑い日に琵琶湖テラスに行った。空は晴天、風は微風、そして何より温暖な気候であった。山の麓に車を停め、ロープウエイ乗り場までゆっくりと歩く。我が家には4歳になる息子がいるのだが、この年齢の子供でもそれほど苦労する事なくロープウエイ乗り場までたどり着けた。そして、切符を購入し、いざ琵琶湖テラスへ!と家族3人意気揚々とゴンドラに乗り込んだ。

 

しかし、我々は山を侮っていた。山頂が近づくにつれて、濃霧が我々のゴンドラを囲みだしのだ。さらには激しい暴風と寒波。静まり返るゴンドラの中。

着いた!が、先が見えない!笑。


あのホームページの絶景は何処へやら。ロープウエイを降りた乗客はそれぞれの思いを胸に歩き出した。そんな彼らの背中も暫くすると濃霧の中に消えてゆく。あっという間に周りには誰もいない世界が広がっていた。遭難したかな?と若干不安に思ったのは内緒だ。

足が震えていた。これはテラスからの眺望に足元が竦んだのではない、ただ単に寒いのだ。季節が分からなくなってしまった。秋冬春に行かれる方は防寒着を持っていく事を忘れないで欲しい。

今日という日に来てしまった事を激しく後悔した。それは私たち家族だけではなく、他の観光客の表情からも見て取れた。落胆が

 

確かにロープウェイの切符売り場の人は「山頂には多少の霧が出ている」と言っていた。多少ね。

 

しかし、奇跡が起こった。暫くすると徐々に霧が晴れて来たのだ。まだ暗い。

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そして小一時間後、琵琶湖が見えた、しかも綺麗に!

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一瞬でも琵琶湖テラスを来た事を悔やんだ自分を恥ずかしくなる眺望。ストレスフリー。ちなみに撮影ポイントは沢山あるので綺麗な風景を落ち着いて写真に収める事ができる。

 

こちらは「恋人の聖地」というスポットからの眺望。晴れていると気持ちいい。

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そして、私は敢えて少しはなれたこのスポットが気に入った。良い眺めだろう。


琵琶湖テラスの眺望は素晴らしい。でも、これだけで満足してはいけない。琵琶湖テラスをもっと楽しみたい方には大自然の中に作られたスカイウォーカーやジップラインをお勧めしよう。スカイウォーカーは4歳の息子でも体験できるキッズコースもあるので小さい子供がいる家庭でも楽しめる。
そして、琵琶湖テラスにはハイキングコースもある。普段の散歩とは違い山を体感できるのでこちらもお勧めだ。
さらには無料の手作りアスレチックや有料のそり滑り、ザリガニ釣りと様々なイベントがあり時間を忘れて楽しめる。季節によってイベントは変わってくるので事前チェックはお忘れなく。
折角行くのだから、テラスからの眺望だけを楽しむのではなく、家族でアトラクションに興じてみるのも面白いだろう。
さぁ、今回は絶景を買ってみた。きっと夫婦、恋人、友達、どんな人と行っても楽しめるので琵琶湖テラスはお勧めだ。

 

最後に

大満足。しかし、ロープウエイと昼食(バイキング)の料金が高かった。少し節約するのであれば琵琶湖テラスのレストランを利用せずに昼食持参でピクニック気分で行くのもアリだと思う。 さぁ、今週末は琵琶湖テラスへ行って気分をリフレッシュしよう。

以上

byアホウドリ


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