或る阿呆鳥に呟く。

~ジュニアテニス、映画、雑記、何でもありの備忘録〜

【ジュニアテニス】サーブと勝率。

公式戦の翌日、息子(8歳11ヶ月)と地元の公園でサーブの練習をした。

 

公式戦の記事はこちらから。

www.sakonet.jp

 

公式戦ではシード選手相手にすべてのショットが通じず、あえなく 1回戦敗退となった。特に息子は、自分のサーブがまったく入らず、試合にならなかったことを悔いていた。

 

ジュニアテニスはリターン有利と言われる。背の低いジュニアがコートに突き刺さるような強烈なサーブを打つことは至難の業。しかしながら、サーブはテニスで必須のショット。どんなに弱くてもサーブが入らなければ試合が始まらない。

 

スクールの練習メニュには大抵サーブ練習が含まれている。しかし、日常生活では使わない動きのサーブは15分程度の練習では上達しない。しっかりと時間を取って練習することが大切だと思う。理想は毎日30分ぐらいサーブを練習する時間があれば嬉しい。

 

すくすくのっぽくんなどの試合に出始めて感じたことだが、10歳以下のジュニアのほとんどはサーブが安定していない。(上位ランカーは除く)ストロークは上手なのに自身のサーブでゲームを落とすことが多い。きっと、みんなサーブには苦労しているんだろうな、と思う。

 

サーブ練習開始!

さて、まずはじっくりと息子のサーブを見てみた。私が見たところ、全体的にフラフラしており、毎回ラケットの違う所で打っているように思えた。しかし、私自身がテニス素人なので、的確なアドバイスを与えれるわけではない。こうなると、アレに頼るしかない。

 

そう、YouTube。便利な時代。

 

iPhoneで息子のサーブ(フォーム)を撮影し、一緒にプロのサーブと見比べてみる。

 

「これ、オレ?」

 

自分の中では綺麗なフォームで打てていると勘違いしていたらしく、ショックを受けていた。まずは、現実を知ることが大切。

 

ブツブツ言いながらも、一緒に見比べていくと、いろんな点に気が付く。例えば、足の位置。息子はボールを打つ瞬間、両足の位置がサービスラインと並行に近く、体が正面を向いてしまっている。さらに、ラケットの握りや軌道、トスや打ったときの肘の位置、トロフィーポーズ、なども大きく違う。

 

当然、プロとジュニアでは体格や筋力に大きな差があり、フォームだけ真似してもねって思われる方もいるだろうが、正しいフォームは安定性につながると思う。

 

私はヘンテコなフォームであっても自身が思い描くスピードとコントロールが両立できているのであれば問題ないと思う。

でも、ヘンテコなフォームの場合、何度も同じように打つことが難しい。だから、正しいフォームで打てるようにする。

 

ここから1年間ぐらい土日の朝練はサーブを中心に行った。子どもの吸収力はすごいもので、半年後には、それなりのフォームでそれなりのサーブが打てるようになった。(決して、サーブが人より上手くなった訳ではありません)

 

これを境にすくすくのっぽくんの成績が大きく向上した。(公式戦は入るサーブで勝てるほど甘くはなかったが‥)

 

ジュニアテニスではサーブを入れることが大切。試合を制するサーブまでいかなくても、試合を始めるサーブはジュニアから学ぶといいと思う。その為にはしっか「とサーブの練習時間を確保する。これが難しいのだが…