サーブは唯一自分から開始できる攻撃。 と、声を大にして言えるのは、ある程度のキャリアがあってのことで、多くのジュニア選手にとってサーブは攻撃にもなるし、その逆にもなり得るショットだと思う。 特に小学校低学年(1、2年生)の場合、ダブルフォルト…
ラケット競技は左利きが有利(通説)。 左利きの選手のボールは回転が逆になるうえ、絶対数の関係上、対戦機会が少ないため打ちずらいと言われる。 テニスでも左利き特有の右利き選手のバックハンド側に切れるワイドサーブや右利き選手のバックハンド側に大…
2022年9月12日深夜、衝撃的なニュースが舞い込んできた。 ロジャー・フェデラー引退。 息子がテニスを習い始めた頃(5年前)、「シングルバックハンドといえばフェデラー」のような世界共通認識があったように思う。 実際のところ、5年前と言えば既にフェデ…
U12のとある公式戦。今回は息子ではなく、同じスクールに通うA君から聞いた話。テニスというスポーツの奥深さを感じたエピソードなので紹介したい。 まずは、登場人物から。 A君(小5) A君は強烈なフォアハンドと細かく丁寧なフットワークを武器に戦うスト…
公式戦の翌日、息子(8歳11ヶ月)と地元の公園でサーブの練習をした。 公式戦の記事はこちらから。 www.sakonet.jp 公式戦ではシード選手相手にすべてのショットが通じず、あえなく 1回戦敗退となった。特に息子は、自分のサーブがまったく入らず、試合にな…
グリーンボールの強烈な洗礼を受けた3ヶ月後、息子は初めて公式戦に出場した。(8歳11ヶ月) 前回のグリーンボール大会(すくすくのっぽくん)の記事はこちら。 www.sakonet.jp この大会のことは今でも良く覚えている。初めての公式戦、初めてのハードコート…
先日のオレンジボール大会から数週間後、息子はグリーンボール大会のコートに立っていた。(8歳9ヶ月) 前回のオレンジボール大会の記事はこちら。 www.sakonet.jp 蝉すら熱中症になりそうな暑い日、息子は初めてグリーンボール大会に出場した。 これまで出…
レッドボール大会から早一年、とあるオレンジボール大会に出場したときのこと。(小学3年生:8歳9ヶ月) 前回のレッドボール大会の記事はこちら。 www.sakonet.jp 小学3年生から試合の出場回数を増やそうと思っていたが、コロナウィルスの蔓延により多くの試…
テニスのみならず、スポーツに本気で取り組んでいる人は「勝つ」ことが大好きだ。中には勝つこと自体が「自分の価値」だと考えている人もいる。私自身、人生の中で勝つことは多くなかったので、息子が何かで勝てれば嬉しい。 しかし、真剣勝負に「負け」は付…
前回、息子が初めてレッドボール大会に出場したときのことを書いた。 www.sakonet.jp その時は、試合の雰囲気に飲まれてしまい、自分のテニスができなかった。あれから1年が経ち、息子(小学2年生)の2度目の戦いが始まろうとしていた。 今回の大会にエント…
小学1年生(7歳5カ月)の夏、息子は初めてテニスの大会に出場した。 4歳半から始めたテニスは、週1回のスクールレッスンに加え、土曜・日曜のどちらかは近所の公園で自主練をしていた。真面目な性格のおかげもあり、スクール(同じクラス)では、客観的に見…
ゲーム依存症が世界的に問題視される中、ゲームを通した「人との新しい繋がり方」を発信した作品。かつてファイナルファンタジー(以下「FF」といいます)を夢中になってプレイした人間の1人として、この映画の公開はとても待ち遠しかったとともに、果たして…
109シネマズで息子(小3)と鑑賞。駄目だな、40歳にもなると映画本編が始まる前の予告(「劇場版ポケットモンスター ココ」、「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ4人の勇者」、「STAND BY ME ドラえもん2」の3本)を観ただけも涙腺が…映画…
皆さんは「PLAY&STAY(プレイアンドステイ)」をご存知だろうか。 PLAY&STAYとは、 通常よりも速度の遅いボール、短いラケット、小さいコートを使用することで誰でも簡単にラリーをすることができ、小さな子供から高齢者の方まで、ラケットを持ったその日か…
ジュニアテニスを始めるきっかけは、息子が「左利き」だったこと。 息子は2歳を過ぎた頃から、左手で文字を書く、ボールを投げる、手を繋ぐ、箸を持つようになった。特にご年配の方からは「左利きはいつまでに矯正するべきか」、「左利きのデメリット」、「…
昨年、KNOX BRAIN(ノックスブレイン)の超薄型システム手帳「LUFT(ルフト)」のレビュを投稿した。 www.sakonet.jp ルフトは私が求めていた三要素「ビジネスで使える、オシャレ、シンプル」を兼ね備えた素晴らしいシステム手帳であった。使い始めた直後に…
以前、こんな記事を書いた。 www.sakonet.jp 人気小説の映像化は、その行為そのものがマーケティング的にはオッケーになるのだろうが、原作のファンからするとガッカリすることが多い。それは、読み手が頭の中でキャラクタを自由に作る(想像する)という醍…
哲学的な話ではない。ただ、自分は何から産まれたのだろうか、と思うことがある。そりゃ母親だろう、とお思いの方、大正解だ。父と母がいてこそ子は生まれる。こんな事、子どもだって知っている事実だ。私だってそう考えていた、母親が亡くなるまでは。 私の…
Netflix野武士のグルメお題「ひとり飯」 私は「ひとり飯」を食べることがあまりない。確か1カ月ほど前、10年ぶりぐらいに1人でカップラーメンを食べた記憶はあるものの、どこのカップラーメンだったかは全く覚えていない。そんな私であるが、学生時代に…
私は人生の大半をかけて「手帳は高橋」と高橋書店からの使者の如く、それを周りの人間に勧めてきた。周りから見ると、その姿はまるで壊れたゼンマイ人形のようで滑稽だったであろう。今もなお高橋書店の手帳が優れていることは疑う余地のない事実であるが、…
多種多様な人間が日常の移動手段として利用する電車。そこは電車男然り、映画顔負けのドラマだって潜んでいるパンドラの箱ではないだろうか。そんな赤の他人、未確認生物、魑魅魍魎がひしめき合うような異次元の空間において、私はいつも1人の「人間」に注…
今回は映画・ドラえもんシリーズから「新・のび太と鉄人兵団」をご紹介したい。この作品は1986年に制作されたオリジナル版と2011年に制作されたリメイク版の2つがある。ネット上ではこれら2つを対比するかのようなレビュが散見されるが、それは野…
夏の暑い日の朝、颯爽と電車を降りた私は会社への短い道のりを1人歩いていた。周りにはホームレス、ゴミ、白い鳩、ゴミ、そしてまたホームレス。国に見捨てられた都市なのかホームレスに荒らされた環境のせいなのか、兎に角町には活気がなかった。私はこれ…
少し前の話で恐縮である。先日、チャゲ&飛鳥のASKAが覚せい剤の使用容疑で2度目の逮捕となり、私は「またか」と呟いてしまった。連日連夜、ニュース番組では昔のライブの映像や楽曲が流されていた。我々の心を惹きつける彼の姿(映像)からはミュージ…
ゾンビなんて大嫌いだ。多分、貴方はそう思っているだろう。その気持ちはよく分かる。何故って?私もそうだったから。ゾンビ、クサソウ、キタナイ、キンモーだったのだ。 しかし、今回は年末年始に観るべき海外ドラマとして敢えてゾンビドラマ「ウォーキング…
今や漫画は日本の文化だ。映画「バクマン。」はそんな漫画に青春のすべてを賭けた高校生たちのドラマである。キャストを一見すると佐藤健や神木隆之介などの今をときめく若手俳優を起用しており、汗と涙が飛び散る爽やかな学園ドラマを彷彿とさせる。しかし…
先日、はてな匿名ダイアリーに「そばの茹で汁(ゆでじる)を平気で飲む彼氏」というタイトルの記事が投稿された。内容を要約すると「彼氏がそばの茹で汁を飲んでいた。茹で汁ごときを健康に良いからといって平然と飲むなんて信じられなーい」という事になる…
原作(漫画)は読んでいない。主演の森田剛が素晴らしいとの評判だったので観たかった作品だ。遂にDVDで観る事が出来たので所感を記す。 あらすじ 普通の生活に焦燥感を抱くビル清掃会社のパートタイマー岡田(濱田岳)は、同僚からカフェの店員ユカ(佐…
5年、それは何かが変化するのに十分な時間だと思う。それまで不可能だった事が可能になるだけではなく、可能だった事が不可能にもなる。例えば赤ちゃんは歩けるようになるが、その一方で老人は歩けなくなる。 年を重ねる事で起こる変化は良い事ばかりではな…
先日、痛ましい事故が起きた。東京・明治神宮外苑で行われたイベント「東京アートウィーク」の展示物(芸術作品)が炎に包まれて5歳の男の子が亡くなった。この展示物は木製でジャングルジムのような形をしており中には「木くず」が絡めつけられているもの…