109シネマズで息子(小3)と鑑賞。駄目だな、40歳にもなると映画本編が始まる前の予告(「劇場版ポケットモンスター ココ」、「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ4人の勇者」、「STAND BY ME ドラえもん2」の3本)を観ただけも涙腺が…映画本編でも当然の如く、涙腺が崩壊してしまった。ヤバいはー、ドラえもん。
「映画ドラえもん」は私が子供の頃から変わらぬクオリティを保ち続けている数少ないアニメの1つであり、本作においてもその期待は裏切られることはなかった。今年(2020年)はコロナウィルスの影響もあって、多くの子供たちが楽しみにしていた夏休みが極端に短くなってしまった。もし、旅行などの計画が消えてしまった方がいたら、是非とも映画館で本作を観て欲しい。きっと記憶に残る夏休みになるだろう。
あらすじ
恐竜博の化石発掘体験で化石を発見したのび太がドラえもんのひみつ道具「タイムふろしき」を使って化石を元の状態に戻すと、新種の双子の恐竜が生まれる。のび太はキューとミューと名付けて見守るが、やがて恐竜を育てていくのが困難になる。彼らを元の時代に返すことにしたのび太は、ドラえもんや友人たちと一緒に6,600万年前の白亜紀へ旅立つ。(「シネマトゥデイ」より)
ドラえもんシリーズは本作に限らず、子供だけではなく大人が観ても楽しむことが出来るように作られており、「かつて子供だった大人」へのメッセージ性が強い。そのメッセージは、観る人の受け止め方によって変わってくると思うが、私の場合は「子供の視点を忘れないで」と言っているように感じる。大人になり社会に出ると、様々な新しい世界に触れることが出来るようになるとともに、子供の頃の小さくて純粋な感動は薄れてしまう。この映画はかつての感動を思い出させてくれる作品だった。
私が思うに「(子供向け)アニメ」と「恐竜」は切っても切れない関係であり、その中でも「ドラえもん」は特に相性が良い。普通の小学生が個性的な仲間たちと未来の道具を使い、時空を超えて冒険するストーリーは観ていて純粋に楽しい。
最近の「映画ドラえもん」は兎に角、アクションシーンの迫力がすごい。本作でもプテラノドン(っぽいやつ)との空中戦は必見だ。また、本作では旧「のび太の恐竜」のセルフオマージュも含まれており、ファンはきっとニヤリとしてしまうだろう。このシーンは本当に涙腺が崩壊した。(詳細は映画を観て欲しい)
少々映画のレビュは少なくなってしまったが、是非映画館で観て欲しいと思う。きっと優しい気持ちになれるだろう。
byアホウドリ