02 映画
ゲーム依存症が世界的に問題視される中、ゲームを通した「人との新しい繋がり方」を発信した作品。かつてファイナルファンタジー(以下「FF」といいます)を夢中になってプレイした人間の1人として、この映画の公開はとても待ち遠しかったとともに、果たして…
109シネマズで息子(小3)と鑑賞。駄目だな、40歳にもなると映画本編が始まる前の予告(「劇場版ポケットモンスター ココ」、「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ4人の勇者」、「STAND BY ME ドラえもん2」の3本)を観ただけも涙腺が…映画…
今回は映画・ドラえもんシリーズから「新・のび太と鉄人兵団」をご紹介したい。この作品は1986年に制作されたオリジナル版と2011年に制作されたリメイク版の2つがある。ネット上ではこれら2つを対比するかのようなレビュが散見されるが、それは野…
マット・デイモン主演、大人気スパイ映画の新章が遂に幕を開けた。平日のレイトショーにも関わらず其れなりに客が入っていたので、これは幸先の良いスタートと言えるのではないだろうか。私も早速109シネマズIMAXシアターにて鑑賞して来たので感想を…
人間とバケモノの師弟以上、親子未満の複雑な関係に青春恋愛要素を織り交ぜて描いた細田守監督、渾身の作品。どこか「千と千尋の神隠し」を訪仏とさせるバケモノの世界は細田守監督と宮崎駿監督(ジブリ)の確執に所以するのかもしれない。 それは我々観客か…
満を持して夏の超大作「X-MEN:アポカリプス」が公開となった。X-MENシリーズの8作目、そして一応最終章として世に送り出された作品だ。 しかしながら、日本映画界の扱いはとても酷い。例えば、私は関西でも屈指の大きな映画館に行ったにも関わらず、iMA…
今週のお題「映画の夏」 夏の映画ではなく、映画の夏である。映画の夏ってなんだろうと考えていたのだが、学生時代の夏休みにまつわるエピソードとともに簡単な映画のレビュをご紹介する事にした。タイトルのキンチョーはまったく関係ないので悪しからず。
これまでに製作されたピクサー映画の中においては「いぶし銀」的な作品であった。 物語は「隕石が地球にぶつかっていなかったら」という「たられば話」なので、最低限隕石の衝突と恐竜が絶滅してしまった因果関係を知っておく事が映画を楽しむ条件となる。そ…
霧の先には何があるのだろう。人は見えないものに対して異常なほど恐怖を抱く。霧に隠れているのは凶悪な物体ではなく、もしかしたら凶悪な心なのかもしれない。 人の心は弱い。キャパシティを超える恐怖を感じた時、人としての理性は吹き飛んでしまう。 そ…
科学を武器に乗り越える、これは主人公マーク・ワトニーが火星で発言した言葉である。 遠く離れた火星は我々人類にとって未知の領域だ。そこで突然の嵐によって1人火星に取り残されてしまったワトニー。嵐に吹き飛ばされ、怪我をし、仲間との通信手段はなく…
この映画からは「凶悪な心は誰にでも宿る」、私はそのようなメッセージを感じた。タイトルが指し示している凶悪は、犯罪そのものではなく、それに至る心の狂気の事のようだ。 事の発端は1人の残忍な犯罪者による犯行だ。しかし、彼の凶悪な心は周りの人間に…
これは人間の身勝手で凶暴で哀しい性(サガ)を投影した作品だ。実際にあった「愛犬家殺人事件」をモチーフにしているものの、エンターテイメント要素を過分に加えて脚色しているため別物と言っても過言ではない。 しかしながら、同じ手口で殺人や死体処理が…
ダダンダンダダン。人気シリーズ5作目。とはいえ、3と4については無かったものとして描かれているため、時系列は「1→2→5」となり実質3作目と言えるのかもしれない。 私は4も面白かったのでシリーズとして認めて欲しい気持ちも有るが、こればかりは1…
最近、お笑い芸人が映画を製作するケースは珍しくなくなった。ビートたけし(北野武)や品川庄司、劇団ひとりが有名なところである。天は二物を与えず、という諺があるが、彼らを見る限りそういう訳ではなさそうだ。チクショー、才能が羨ましい。 ダウンタウ…
騒がしい教室の中、教師・森口(松たか子)は静かに語り始める。当時4歳だった娘の死は事故ではなく、このクラスの生徒によって殺されたと。徐々に明らかになる事件の真相、犯人は誰か、なぜ殺したのか、そして森口は犯人にある復讐をしたことを告白する。
皆さんはアメコミのヒーローといえば誰を思い浮かべるだろう。大人気「スパイダーマン」、恐怖で悪を制圧する「バットマン」、メカ大好き「アイアンマン」、アメリカ最高「キャプテン・アメリカ」、最強無比「スーパーマン」etc。 しかし、恐らく本作「デッ…
日々、人間社会には人の死が溢れている。テレビをつけると著名人の訃報を知らせるニュースが流れ、大きな事故、災害においては「犠牲者は〇〇人」と報道される。死に至る背景を知る度、死者が増える度に、私は悲しい気持ちになる。 でも、何処か「他人事」と…
まずはあらすじからどうぞ。小学生の頃、村崎十三(小栗旬)は同級生の赤井トール(新井浩文)から受けたイジメが原因で、自分の中に13号(中村獅童)という凶悪な人格を形成してしまいます。 10年後、成長した十三は赤井に復讐をするべく同じアパートの…
映画館に行く、これは非日常的で特別なことだと思います。でも、そんな特別なことにも拘わらず、ぐーすかと「寝てしまう」というのは果たして映画が悪いのか観客が悪いのかどちらでしょうか。
映画は伝わらなければ意味がないと常々考えております。いつの時代の映画であろうと、根底には必ず伝えたことがあるはず。伝わらない映画ほど残念なものはありません。 特にゲド戦記を観てアニメーションで伝えることの難しさを改めて感じました。
「12人の優しい日本人」は本家「十二人の怒れる男」との直接的な比較は出来ません。それは本作が日本人特有の民族性に重点を置き、たとえ原作のパロディであろうと、全く別の方向を向いた作品のため比較にならないからです。 日本人の民族性とは集団に過剰…
SF映画の金字塔ですね。今なお多くのファンに愛され続ける「スター・ウォーズ」シリーズ新3部作の始まりです。 新作が公開間近になる度に社会現象として取り上げられる人気シリーズだけに、往年のファンならずとも便乗して盛り上がってしまいますよね。私は…
こんちは。GW(ゴールデンウィーク)最終日に「シビル・ウォー」を観てきました。この映画は随分前から期待していましたので、超奮発をして「IMAX3D」で。2,800円なり。
ディズニー映画最新作「ズートピア」を鑑賞。最近のディズニー映画にハズレなし、まさにその言葉を証明したような完成度であった。 私は「アナと雪の女王」のように、頼んでもいないのに夢の世界に連れていってくれるファンタジー要素の強い作品には、一歩距…
久しぶりにヤバイ情報が飛び込んできました。なんと、あの伝説のアニメ「攻殻機動隊」がハリウッドにより実写化されるとのことです。(2017年3月全米公開予定) 今のところ、主要人物4人のキャスティングが決定しているようですが、既にコレジャナイ感…
いよいよ、4月23日(土)にディズニー映画最新作「ズートピア」が公開となります。先行公開されたアメリカやイギリスなどでは、初日の興行収入が「アナと雪の女王」を超えるスーパーヒットをかましている作品ですので、私も大いに期待しています。
ここ数日、日本映画に対する様々な意見が取り上げられているようなので、私もそれについて持論を展開してみようと思います。 私は「昔の日本映画は良かったよね」と声を大きくして言うつもりはありません。そもそも、昔の~は良かった、という言葉があまり好…
良い映画の条件ってなんでしょうか?ストーリー?キャラクタ?CG?音楽?総合的なもの?色々ありますよね。 そこで、私は1つの答えに辿り着きました。それは、「良い映画には、良い宿敵がいる!」という事です。 *宿敵:ここでは、好敵手やライバルに近い…
小学生の頃、映画館で初めて観た作品が「ドラえもん」でした。まさか、25年の時が経った今、同じアニメを自分の息子と観に行くことになるとは思いませんでした。これは「ドラえもん」が、当時から変わることなく、多くの子ども達に夢を与え続けているからだ…
本日は、SF映画の名作「ガタカ」をご紹介します。この作品は、SFというジャンルに分類されますが、人間の挫折や葛藤、そして夢への挑戦を描いた観応えのあるヒューマンドラマとなっております。