或る阿呆鳥に呟く。

~ジュニアテニス、映画、雑記、何でもありの備忘録〜

【雑記】人間がコンピュータに敗北した瞬間

最近IT技術の進歩を感じた瞬間がある。それは、iPhone7の発売や自動運転技術の向上などの明るいニュースではなく、現役プロ棋士によるスマートフォン不正利用のニュースだった。不正の疑惑を持たれているのは三浦弘行九段。対局中、スマートフォンなどに搭載の将棋アプリを利用して不正(次の一手を算出)をした疑いが持たれている。将棋の世界でプロと呼ばれる棋士は200人程度、さらに最高段位の九段を所持している棋士は20人程度だそうだ。そんな狭き門をくぐり抜けてきたエリート棋士による不正問題。今回、三浦九段の不正行為は個人的な問題に留まらず、将棋界(人間)がコンピュータに敗北を認めてしまった瞬間といっても過言ではない。

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【雑記】新聞すら読まない私がスポーツ新聞を小馬鹿にしている件

この世には2種類の新聞が存在する。1つは日経、朝日、毎日など一般的に「新聞」と呼ばれるもの、そしてもう1つは日刊スポーツ、デイリースポーツ、サンスポなどの所謂「スポーツ新聞」と呼ばれるものである。どうも新聞を読んでいる人間はスポーツ新聞を小馬鹿にしているように窺える。これはスポーツ新聞特有のエンターテイメント性に特化した内容を社会人たるものが真剣な顔をして読むべからずとでも言いたげである。

しかし、実は新聞すら読まない私もスポーツ新聞を小馬鹿にしているのだ。

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【映画】新章開幕「ジェイソン・ボーン」感想

マット・デイモン主演、大人気スパイ映画の新章が遂に幕を開けた。平日のレイトショーにも関わらず其れなりに客が入っていたので、これは幸先の良いスタートと言えるのではないだろうか。私も早速109シネマズIMAXシアターにて鑑賞して来たので感想をここに記したい。歴代スパイ映画にはミッション・インポッシブルや007(ダブル・オー・セブン) など名だたる名作が揃っているが、果たしてこのボーンシリーズもそれらレジェンドに肩を並べる作品となるのか。 

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【雑記】満員電車でのリュックの邪魔さ加減は異常

通勤に3私鉄を利用している私は完全なる電車男といっても過言ではないだろう。映画1本分にも相当する通勤時間、これは一般的に見てかなり長い方だと思う。ヘトヘトに疲れている時、満員電車に乗る事は自殺行為であり、我らサラリーマンはそんな死と隣り合わせの日常を送っているのだ。

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【医療】ズズズッ…これって、まさかお前なのか?

台風が猛威を振るいつつある今日この頃、先週末より妙に喉が痛い。ヒリヒリとするのだ。我が家では風邪の引き始めには「リポビタンD」を飲む習慣がある。もちろん、安物ではなく「ゴールド」の方だ。しかし、そんなゴールドを以ってしても症状が一向に良くならない。しまいには、軽い頭痛を発症してしまった。季節の変わり目かなと楽天的かつ客観的に考え、何変わらぬ日常生活を送っていた。

ある時、靴紐を結ぼうとして下を向くと、ズズズッ…この顔の中心に広がる不快感、これは、まさかお前なのか。ぐっと下を向くと頭(額と頬)が痛い。この感覚、まさに…副鼻腔炎!?まさか、と思うのも無理はない。何故ならば私は半年前に地獄の「慢性副鼻腔炎改善手術」を受けたばかりであるからである。

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【雑記】長谷川豊氏が炎上で失ったものは仕事だけではないと思った件

フリーアナウンサーの長谷川豊氏が窮地に立たされている。事の発端は長谷川氏が自身のブログに投稿した「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」と題した記事である。これに対して多くの人から「不適切だ」とのコメントが寄せられ、さらに全腎協(全国腎臓病協議会)から長谷川氏へ抗議文が送られた。この抗議文に対して長谷川氏は自身のブログに「謝罪と訂正を断固拒否する」、そして全腎協を「おマヌケ」と揶揄する記事を投稿したのだ。結果、この事態を重く見たテレビ局によって長谷川氏は出演中の番組から降板させられる事になった。(平成28年10月2日時点)

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【雑記】のりピーが介護職を見捨てた件

先日、デビュー30周年コンサートを行ったのりピーこと酒井法子、元トップアイドルの覚せい剤使用による逮捕からの介護職への転身(予告)にはファンのみならず多くの人が関心を持ったと思う。しかし、その淡い目論見は無残に敗れ去りコンサート終了後のインタビューにて「芸能界こそ私が生きる道」と語ったのだ。要するに「介護なんてやってらんねー」なのだ。のりピーは介護職を学ぶために大学にも通っていたそうだが、これは罪滅ぼしのつもりだったのか芸能界復帰のための好感度アップを目論んだパフォーマンスだったのかは知る由もない。私は初めからのりピーが本気で介護をするとは思っていなかった。やはり、覚せい剤で逮捕された人間、さらには体にタトゥーを入れた人間の発言は信じられないからだ。

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