オンラインゲームでの無課金アピールに嫌気がさしている今日この頃。
皆さんはオンラインゲームをした事があるだろうか。オンラインゲームはスマートフォン等でインターネットを通して世界中の人々と一緒にプレイできるゲームの形式である。
オンラインゲームは子供から大人まで幅広い年齢層の人間がプレイすることを想定しているので、時間のない大人であっても(子供に負けないように)楽しくプレイできる神対応が「課金」という仕組みである。
勿論これは皮肉であり、企業が利益を得るための手段である事は言うまでもない。
課金によってガチャ(キャラクタ・装備の抽選)をしたりゲーム上で行動するためのポイントをゲットするのだ。
これに対して無課金ユーザとはゲーム上で優位に立てる手段をお金で買っていない人達のことである。
実はオンラインゲーム上で「無課金」である事を声を大きくしてアピールする人間が存在するのだ。
なぜ人は「無課金である事」をアピールするのか。これは無課金である事を認められたいという承認欲求の表れか。
金をかけなくてもこんなに強い装備を持っているなんてすごい、とか、金をかけなくてもこんなステージまで来れているなんてすごいと言われたいのか。それとも、ゲーム「如き」に金を払っていると思われたくないのか、これは無課金ユーザー以外に知る由はない。
正直、私は誰が無課金者であろうと廃課金者であろうとどうでも良いのだ。一緒にプレイするのにストレスを感じなければどっちだって良い。
この無課金アピールは大阪人の安物自慢と似ている。
「これ、いくらやと思う?」
「1000円ぐらい?」
「なんと800円やで!」(ドヤ顔)
「お、おぅ…」
私も生粋の大阪人だけれど、このやり取りが大嫌いなのだ。どう見ても不毛だろう。
オンラインゲームの場合、
「この人、良い装備持ってるな」(プロフィールを見る)
「僕無課金です!」(ドヤ顔で記載)
「お、おぅ…」
それにしても、ゲームによっては無課金ギルド(ここでいうギルドとはゲーム上の集まり)なるものも発足されているから驚きである。
彼らには無課金こそ正義なのか。
結局、無課金ユーザは課金ユーザを「ゲーム如きに金を使っている」と罵り、課金ユーザは無課金ユーザをゲーム上で弱いと罵る。そう、中立は存在しない世界、隠と陽である。
ここまで無課金アピールに対する苦言を呈してきた訳なのだが、私はゲームによっては無課金者になるし、課金者にもなる。
お前の話なんてどーでも良いわ、と思われた方、その通りである。じゃあねー。
byアホウドリ